・2002年 ドイツ・中国共同チームの報告
体外受精(IVF)を受ける女性160人を二つのグループに分け、一方に体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後に鍼治療を実施。もう一方のグループには鍼治療をせず通常の体外受精を行った結果、鍼治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回った。
・2006年デンマークの報告
273例を研究対象とし、胚移植日に鍼灸治療を行わない組では22%の妊娠、鍼灸治療を行った組では36%の妊娠率となり、鍼灸治療を行った組に優位に妊娠率が高くなった。
・2008年 アメリカの報告
過去の7件の臨床データをまとめた。はり療法を併用した胚移植は、はり治療を受けた群の臨床的妊娠は1.65倍高く、継続中の妊娠は1.87倍、生児分娩率は1.91高く、はり治療は妊娠率の高さと関連していた。
上記の通り、海外の研究結果には体外受精の前後に鍼灸施術を受けると妊娠率が向上するとあります。
実際当サロンにお越しくださる患者様も、これまで体外受精を何度しても一度も着床したことが無かったけれど、鍼灸施術を数か月やった後に体外受精をしたら初めて着床したという方が大勢いらっしゃいます。
西洋医学と東洋医学をうまく取り入れることが妊娠率の向上につながると考えております。